はじめに、、、
10月5日ついに岸田内閣が発足しコロナや経済対策など問題は山積みだが今回は菅内閣を携帯業界のみで見た場合の総評を個人的にしていきたいと思います
菅内閣発足前の携帯業界の実態
菅前総理が安倍内閣時代の官房長官時代には携帯料金を下げろといっても下げているように見せかけているだけでした
楽天モバイルの参入やUQモバイル、Yモバイル、各社MVNOなどはあったもののその仕組みをちゃんと知っている人でしかその恩恵を受けることが難しいという状況でありました
そんな中菅内閣が発足し状況が一変していきました
大手キャリアの名指しでの行政指導 そしてahamoからバランス崩壊
菅内閣が発足後すぐさま携帯料金の値下げの指示があったもののキャリアはau、ソフトバンクはサブブランドであるUQモバイル、Yモバイルでごまかそうとした
しかし総務省の行政指導が入り三大キャリアに対して名指しで値下げをするように指導が入りました
そしてその後ドコモからオンライン専用プランahamoが発表
20GB5分通話かけ放題で2,700円(税込2,970円)という破格のプランが唐突に発表されその時の話題を一気にかっさらっていきました
後を追うようにLINEMO、povoが同価格帯にて発表、一気に料金が楽天モバイルと同水準となっていきました
個人的にはこれが菅内閣一番の功績であったと思います
さらにMVNOは値下げを敢行 3GB990円など1000円を切るような料金にまで下がっていきました
LINEMOの撃侵?が止まらない?
ahamo、povo、LINEMO、楽天モバイルと2970円のプランが横に並び
ahamoは180万人povoは90万人を超えたがLINEMOは50万人に満たず契約者数を伸ばせずにいました
そこでソフトバンクは3GB990円というMVNOが主戦場としているであろう土俵に殴り込みをかけた
MVNOと同価格帯なのに通信速度はソフトバンクと同等
これでどれだけLINEMOの契約者数が伸びるかは不明だが今後の動きに注目していきたい
10月よりsimロックが原則禁止 ただしまだ課題もあり
これは菅政権以前よりきまっていたことだが一応菅政権の功績として記載しておきます
今年の10月から携帯のsimロックが原則禁止されキャリアで購入してもsimロックがかからず
他社のsimカードを差しても通信ができるようになりました
と、思っていた時期が私にもありました
Xperiaやgalaxyなど一部を除くAndroidのキャリアモデルに関しては通信できる周波数を
制限して他社のsimを差して通信できなくなるようにされたままになってます
一応ドコモ→ocnモバイルなど使っている通信の周波数が同じであればMVNOなどでも
通信することはできますがドコモ回線→ソフトバンク回線など周波数をまたぐことができません
結局iPhoneやpixelなど一部のモデルでしか恩恵が少ない状況でしかありません
これは今後改善してほしいと思うとこです
総評
携帯業界のみで見れば官房長官時代より言い続けていたことに手をつけてやりたいことを
概ねやれたのかと思います
菅前総理はおそらくオンラインのみではなく店舗の料金も2970円ほどにしたかったのだと思いますが
それをした場合キャリアが会社として潰れかねないためおそらくここらへんが限界かと思います
今後は端末のほうに対しての指導でいわゆるバンド縛り、消せないいらないアプリは何もなしにして
simフリーモデルをそのまま売っていくような方向にしてもらいたいものです